2012年2月 3日 (金)
2012年2月 2日 (木)
2012年2月 1日 (水)
2012年1月31日 (火)
「平清盛」を視る(5)
大河ドラマの見せ場とは、史実と史実の間に、如何に、
当該時代の「さもありなん」という物語=フィクション(創作)を、
つむぎ出せるか、だと思う。
もとより、最新の研究成果による時代考証は必須だが、
最終的には、脚本家がどれだけ勉強したかにかかっている。
その意味で、筆者は2007年の「風林火山」を高く評価するのだ。
さて、今回の「清盛」で、気になっていることのひとつに、
頼朝に清盛を語らせるという趣向があった。
重要なドラマの筋立てだろうが、違和感ありとしたい。
最近の研究の流れでは、頼朝より、先行する清盛に、
最初の武家政権としての意義を認識する傾向が出ている。
それを受けての、頼朝の役回りだろうけど、だとすれば、どうしても、
経緯をあまり語りたがらない頼朝がイメージされてしまうのだ。
そこで、佐藤義清(西行)が登場する。
彼が清盛の物語の語り手になれば、文学的才能にもマッチするし、
ドラマ全体が叙事詩的な色合いを帯びてきて、面白いと想うのだが。
(捨身 CX5二代目)
2012年1月30日 (月)
2012年1月29日 (日)
検非違使の一行(2)
伴大納言絵詞に描かれた検非違使の一行の中に、
髭を蓄えた不敵な面構えの男たちがいる
装束は一際派手な柄物で、異様に長い棒を携える。
「放免」(ほうめん)と呼ばれる、釈放された囚人から選ばれた、
検非違使庁の最下級の刑吏である。
犯人の捜索、逮捕、護送、獄番などに従事する、
江戸期の「目明し」に似た、洛中最末端の、法の執行人なのだ。
彼らが身に着ける装束を「摺り衣」(すりごろも)と云う。
役得で押収した盗品の衣類に、様々な文様を染め付けたものだ。
(古代、中世前期「摺り衣」を一般人が用いるのは禁忌だった)
異様に長い棒は「尖棒」(さいぼう=鬼の金尖棒のような武器)
言うまでもなく、異形のいでたちで、それらが許されるのは、
「禁忌を憚らない非人」だからとされていた。
百年ばかり後の「法然上人絵伝」(13世紀)にも描かれている。
(捨身下 黒い摺り衣で異形の長尖棒を持つ、髭面の二人)
ついでながら、筆者の記憶が確かであれば、
大河「太平記」のワンシーンで、犬神人と一緒にチラッと出てきた。
(捨身 CX5二代目)































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