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2007年12月17日 (月)

勘助のイメージ(2)

B07120026

大河ドラマが終った。

このドラマでは勘助はあくまでも、弱者として描かれた。

ヒーローとしては描かれなかった。

五体揃わず、身なり風貌卑しく、差別される、遍歴する旅の者。

しかし、逞しく生き、人並み優れた技能を秘めている。

こういった視点は今までの大河にはなかった。

筆者は前にも触れたとおり、この時代を、

中世世界としてとらえている。

人間が生きていることが稀有で…

人を超えた神仏、精霊、物の怪、生霊、死霊の

存在が実感出来て…

様々な生業の人々が逞しく生き抜いていた…

そんな世界である。

今流行りの現代視点の、戦国ドラマには強い疑問がある。

弱者としての、勘助のイメージは、

まさに、中世世界に生きていた人物像だ。

脚本とキャスティングも悪くなかった。

今後も、このような視点で、

大河を作り続けていくことは可能なのだろうか。

(写真 Caplio GX100)

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