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2007年12月 4日 (火)

「勘助」のイメージ(1)

B07110072

大河ドラマ人気の双璧は戦国と幕末だそうだ。

戦国人気は「わかりやすさ」にあるかもしれない。

小説にしやすい現代性か。

しかし、この時代を現代の目から見るのは問題だと思う。

戦国は末期ではあるが、れっきとした中世である。

「信長」「信玄」も中世にどっぷり浸かって生きていたのだ。

「勘助」はその中世世界の一端を体現している。

諸国を遍歴する、異能をもった異形の人々。

目ひとつ、手足そろわず、醜く、身なり卑しく、蔑まれる。

でも、秘めた人並み優れた才能。

訪れた彼を卑しみ憎んだ今川家は没落。

温かく迎え、重用した武田家は栄える。

…訪れる姿卑しい「まれびと神」を冷遇した家は滅び、

 歓待した家は繁盛する…

まさに中世説話を地で行くような…

「勘助」をそんなイメージで描いてみせた、

今年の大河の挑戦をちょっと褒めたい。

(写真 Caplio GX100)

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