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2008年4月30日 (水)

中世メタボ

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路線バスの車中、今しがた、量販店で買ってきたばかりの、

電子辞書をひろげ、得意げに談笑する老夫婦、

めったに行かぬファミレスでは、

久しぶりの満席なのか、戸惑うバイト女子高生、

必死だけど、疲れを隠せぬ店長…

連休の非日常の風景か。

「中世の東海道をゆく」(榎原雅治著 中公新書)を読み続ける。

弘安3年(1280年)、わずかな共をつれ、

騎馬で、京から鎌倉を目指す、ひとりの貴族、飛鳥井雅有。

彼の旅日記「春の深山路」を軸に、

中世の旅路と風景を出来るだけ実証的に描いてゆく。

雅有はこの年、40才だ。

「自分は腹の突き出た太り翁」であると自嘲しているが、

中世世界では、すでに、この歳で翁である。

しかも、中世メタボであったとは、なんとなく親近感をいだく。

念のため、筆者は現代メタボではありませぬぞ…

(写真 Caplio GX100)

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