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2008年4月12日 (土)

字数を減らすこと

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この4月から、朝と読売のレイアウトが変わった。

両紙とも、文字の級数が大きくなり、

読みやすくなったということだが、気になる違いもある。

朝日の「天声人語」はスペースが広がり、字数も増えたが、

途端に読むのが、おっくうになった。

読売の「編集手帳」は逆に字数が減ったが、

さくっと読ませるようになった。

大したことではないようだが、含むところは大きいと思う。

今は「読む」ではなく、「読ませる」時代であることは自明である。

一昔前のように、字数を多くしても、

内容や情報は充実するとは限らないし、

購読につながる動機も得られまい。

両紙の看板コラムで、対照的な方向が垣間見えたのは面白い。

筆者は朝日を購読しているのだが、

このごろ、どうにも「読ませる」力が足りない。

言ってみれば、饒舌なのだ。

あえて字数を減らし、文章を簡潔にして、研ぎ澄まそうとしている、

読売のほうが、時代の空気を的確に読んでいるような…

これは、リベラルとか、何とかという、

両紙の社風の問題とは無関係な話だ。

(写真 Caplio GX100)

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