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2008年6月23日 (月)

岡山オリジン

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中世の人々が実生活で、

扇をどのように使っていたのか、調べたくなって、

手元にあったはずの本を探したのだが、

どうしても、見つからず。

やむなく、Amazonにて発注することに。

「姿としぐさの中世史 絵図と絵巻の風景から」

(黒田日出男著 1986 イメージ・リーディング叢書)

本体 ¥660 送料 ¥340

早速、出品者から、発送手続きを完了した旨のメールを受信する。

住所は岡山市内だった。

最近、何だか、岡山と縁があるが、

実を言うと、岡山はまだ足を踏み入れたことがない。

でも、繋がりはある。

筆者、父方の祖母は前にもふれたとおり、

山梨は笛吹川上流の出身で、一葉の遠戚だった。

祖父のほうが、江戸出身ながら、岡山旧家の姓を継いでいるのだ。

なんでも、岡山のさる藩の藩医の家で、

長崎では、シーボルトの門弟だったそうな。

ご多分にもれず、幕末の動乱で零落、

婆さん一人が生き残り、明治末年に上京して、

祖父に、刀大小一振り、家譜、製薬道具一式、

(シーボルト譲りの薬秤も含まれていたというが…)

各種製薬の免許(何とか丸とか云った)を、

伝授して、家を継がせた。

その後の震災で、それらは全て失われたが、

家名だけは残り、今に至っているわけだ。

だから、筆者の姓は岡山オリジンなのである。

西日本に多い姓であるから、よく関西オリジンに間違われ、

関西言葉で、いきなり話しかけられたこともあったけど、

それはまた、別の話だ。

まぁ、この辺で、オリジンの岡山を訪ねてみるのも、

悪くない趣向だなと、思い始めたのだ。

(写真 Caplio GX100)

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コメント

岡山出身でシーボルトの門弟として一番有名なのは、勝山藩の石井宗謙ですね。シーボルトの娘のおいねと子を儲けていました。
調べてみると、その他、石坂桑亀(美作)、児玉順蔵(備前)という人が、シーボルトの門人として知られています。
あてはまる人がいるでしょうか。

投稿: 胸の振り子 | 2008年6月23日 (月) 05時55分

もとより、我が家の「言い伝え」にすぎませんから、錚々たる「シーボルトの高弟」たちと比べようもありません。「岡山」もどこの「藩」で、どこの「在所」だったかもはっきりしないのです。関係者がすべて物故していますので。
ただ、何かの本で、古代から「同姓」の集団がいて、独自の「伝説」と「由来」を伝えていたことを読んだ記憶があります。胸の振り子さんに、その辺のことはご教授して頂きたいところです。今、岡山に惹かれています。「中世史」関係の遺物遺跡も多いようで…
あいにくの天気でしたが、「渋谷」の休日は十分楽しまれたでしょうか。お近くにお寄りの際はちょっと、お会いしたいですね。

投稿: kansuke | 2008年6月23日 (月) 10時34分

全国から集まったシーボルトの門弟は、150人と言われていて、キラ星のごとく英才がいるのですが、それでも、名前が分かっている人物は3分の1にも満たないと思います。kansukeさんのご先祖が門弟の一人だった可能性は十分あると思います。
上の石井宗謙は、ロクでもない男で、シーボルトの娘のおいねを弟子にしておきながら、手込めにして女児を産ませています。おいねは一生この男を許さなかったそうです。
おもしろいですねえ。

投稿: 胸の振り子 | 2008年6月23日 (月) 20時12分

いささか、喫驚しております。
別途、資料検索して頂き、感謝。
やっぱり、ネットは凄い…
でも、土地勘のある胸の振り子さんならではです。
「口承」は意外に「正確」で「事実」を伝えている可能性が高いことも実感しております。
これは、なんとしても「岡山」を訪ねなければ…

投稿: kansuke | 2008年6月23日 (月) 21時50分

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