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2008年6月 1日 (日)

動機

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本能寺の変が陰謀ではなく、黒幕もいないとするなら、

では、筆者はどう考えているのだ、と聞かれるかもしれない。

そこで、あくまでも、筆者の現段階での推測ということで…

光秀には動機があった。

信長は常に、部下に過酷であったが、

その処遇、処分において、公平とは云い難く、

しばしば気まぐれで、えこひいきをした。

どうも、他の戦国大名のような、

場合によっては、主君をもしばる、

合意事項やルール(法度や分国法)に則った形跡がない。

たとえ、有能で、気に入られていたとしても、

主君として、仕え続けるには問題が多すぎる。

実際、謀反が頻発している。

この時代、家臣が仕えるに足る主君を選ぶ。

問題のある主君であれば、主家を去るか、

あるいは、家臣が団結して主君を追い出したり、

謀反を起して、取って代わるというのが、

中世末期の社会では、ごく普通のやり方だった。

典型的な中世人で、「職業的なつわもの」であった光秀が、

「いつかチャンスがあれば」と思うのは、決して不自然ではない。

そこへ、願っても無いチャンスがやって来た。

しかも、光秀だけに…

このようなチャンスは二度とないであろう。

あの信長の、まったくの油断である。

光秀が動かないはずがないではないか。

(写真 Caplio GX100)

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