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2008年7月16日 (水)

新中野にて

00400025

昼前に時間を作って、新中野へ。

「北井一夫写真展 ドイツ表現派 1920年代の旅」を見る。

日曜日に「バウハウス」を見ているので、その意味でも面白かった。

北井氏が、この一連の作品を発表した当時、

批判と不人気で連載中止となったというエピソードは、

今から見れば、

表現者が何を始めようが自由だし、

支持者の勝手な期待を、どんどん裏切っていくのが、

表現者の冥利というものだけど、

まぁ、そんな時代だったのかな。

筆者は「バウハウス」より、断然、こっちのほうが肌にあう。

「表現主義の建築群」を通して、

この重々しくて、陰鬱な空気感、そして倒錯、

モノクロプリントに実に良くマッチしながら、

この時代の臭いを、不思議に、ありありと想起させる。

そうそう、とうに忘れていたけど、

「戦間期の現代ドイツ政治史」 

「ドイツ共産党とドイツ革命、ナチズム」を、

専攻していたんだっけ。

惹きつけられるのも道理だろう。

(写真上 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2

                                                      NEOPAN PRESTO400)

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コメント

ドイツでは銀塩に退行(再認識)が始まっているようです。ドイツ人らしいですよね。ドイツ人は保守的だという人も居ますが合理性の上に立って考えれば自ずと出てくる答えを民意にしているだけでしょう。ラテン系とは違って少々鈍いですが知性ある日本人と共有する点が多いのではないでしょうか。最近知り合ったドイツ人と話しているとあまりに近似していてびっくりします。残念ながら私の辞書に知性という言葉はありません。本当に残念です。

投稿: 豊雪 | 2008年7月16日 (水) 02時42分

ドイツに限らず、欧米では、
銀塩か、デジタルかなんて、そう目くじら立てないようですね。大人らしく、割り切って、それぞれ良いと…
デジタルにうつつを抜かしすぎたので、
モノクロ銀塩の良さが痛感出来ます。
35で真面目にモノクロを撮るのは、
ウン十年ぶりですよ。
お互い、精進いたしましょう。

投稿: kansuke | 2008年7月16日 (水) 09時53分

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