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2008年8月26日 (火)

薬師三尊像

Amazonより、

「美術文化シリーズ118巻 覚園寺」

(井上章著 中央公論美術出版 1965初版 1974七版)

が届く。

久しぶりに、薬師三尊像の口絵写真を見る。

京都・奈良の有名な仏像に比べたら、随分地味だけど、

前にも触れたとおり、筆者の一番好きな仏像だ。

特に、左右脇侍の日光、月光両菩薩が良い。

その「憂い」と「想い」を含んだ表情が何とも言えない。

室町期、応永29年(1422)造立の墨書銘が発見されているが、

中世も爛熟期である。

鎌倉には関東公方が置かれ、最期の繁栄を享受するが、

足利一族の激しい内訌で戦乱が絶えなかった。

谷戸の奥にある、薄暗い薬師堂に差し込む、

澄んだ秋の光の中で、

この三尊像に会った記憶がある。

秋が深まると、この寺は素晴らしいたたずまいを見せる。

また会いに行きたくなったのは、言うまでもない…

Rimg16874

(写真 GX200)

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