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2008年9月26日 (金)

「冒険小説」

書店の話題書コーナーをのぞいていたら、

懐かしい本が並んでいた。

小説の類は、ほとんど読まないといったけど、

その昔は、少しは読んでいた。

特に、海外の「冒険小説」は気分転換に最適だった。

「鷲は舞い降りた」(1976ジャック・ヒギンズ 1997早川書房)

鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)

著者:ジャック ヒギンズ

鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)

これは、文句なしに面白い。

ストーリーの意外性や、魅力に溢れる登場人物像。

フィクションと史実を、実に巧みに組み合わせた手法だ。

  (実際、史実かフィクションか判然としない部分もある。

   ドイツの精鋭空挺部隊が、ナチスの指導者の気まぐれで、

   チャーチルの誘拐・暗殺を命じられ、実行するという、

   ストーリーなのだが、詳しくはお読み頂くか、検索して下さい。

   まぁ手抜きですが…ご容赦)

第二次大戦の秘話という形をとっているが、

作者の綿密で正確な時代考証と、歴史感覚にも舌を巻いたものだ。

「冒険小説」と銘打ってはいるが、

歴史物のジャンルにいれてもよいだろう。

映画化もされているが、そっちの方も、まぁまぁの出来だった。

ひとつ残念なのは、あまりの人気せいか、

後に続編が書かれたことか。

「鷲は飛び立った」 こっちは凡作だった。

筆者は、この方面はまったく、明るくないけど、

今の日本で、これだけの「冒険小説」を書ける人がいるのだろうか。

B08092502

(写真 GX200)

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