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2008年12月10日 (水)

神仏習合の中世

B08111802

中世の神仏習合の世界に魅かれる。

もちろん、本来の仏教ではないけれど、

「神かつ仏」の世界は、

おおらかで、明け透けで、微笑ましい。

だけど、明治維新の「神仏分離」で、

多くの神社が寺と切り離されてしまった。

古い歴史を誇る神社も、それ以降とそれ以前では別物である。

同時に、中世以来の「日本仏教」のほうも、

「廃仏毀釈」で徹底的に破壊された。

それからの、この国の信仰世界は、

面白味を失ってしまったように思う。

今でも、多くの人々が、

「神」と「仏」を厳しく峻別して、手を合わせているとは思えない。

自覚はしていないが、実は心の奥底に、

中世の心がまだ息づいているのではないか。

中世の人々は神仏習合の理論をさらに、

高度に発展させ、独特な精神世界を創り上げていったという。

能の世界はそれを現代に垣間見せる。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PBNC400)

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