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2008年12月12日 (金)

祖父からの言づて

B08121101

12月7日投稿「銀座四丁目交差点にて」でも、

触れたけど、父方の祖父は、

日本画の修行を積んだ挿絵画家だった。

主な活動の場は、昭和初期に流行った、

フルカラー印刷の高級な子供向けの絵本である。

その中の「乗り物」の特集号に、

A4横位置見開きワイドで、銀座四丁目交差点を描いていたのだ。

その絵を見たのは、ずいぶん前のことで、

行き交う人々の装いを、ひとりひとり描き分けるような、

手を抜かない、実に緻密な描写であったと思う。

筆者の幼少時に、祖父は亡くなっているので、

もとより、祖父の記憶は無い。

このことも、殆んど忘れかけていた。

ところが3年前、父親の闘病末期に、

突然、出版社から、ある昭和の絵本史の本に、

転載許可を求める電話があって蘇えった。

その時、それが祖父からの言づてのように感じられ、

不思議な気持ちになったものだ。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PR400)

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