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2008年12月13日 (土)

今年の「大河」(1)

B08121201

今年の「大河ドラマ」も終盤のようだ。

今回は、殆んど横目で視る程度だったけど、

世間の評判は上々だったとのこと。

昨夕、このブロクを書いていたら、

ニュースで、ちょっと面白い話題を伝えていた。

岡山県矢掛町の旧本陣の宿帳から、

「篤姫」が将軍家定に嫁ぐために、薩摩から江戸に向かった際の、

一行が宿泊した記録が見つかったという。

従来、海路で大坂に入ったと思われていたが、

陸路であったことが確認されたのだ。

古代、中世、近世を通じて、旅は海路が一番効率的だった。

何故あえて、費用がかかり、難儀の多い陸路をとったのか、

その背景分析が興味深かった。

街道の繁華な宿場や、各藩の領地を通りながら、

まだ未確定だった将軍家への輿入れを、

わざわざ、吹聴しながらの旅だったらしいのだ。

一種の世論操作なら、相当な政治感覚といえる。

幕末の薩摩藩は、やはり、かなりの…

それはそうと、

中世に比べれば、溢れる程の文書が残る江戸期。

今でも、蔵が壊された時などに、

大量に出て、捨てられることがあると聞くが、

これも、ごくありふれた宿帳からだ。

発見した人の丹念な調査と「いい狙い」の賜物だろう。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PBNC400)

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コメント

矢掛町は倉敷の隣町です。kansukeさんのご先祖の故地とも近いですよ。
本陣の宿帳は結構残っているようですし、他の所でも調べれば分かるんじゃないでしょうか。
天障院のお輿入れは、和宮降嫁に比べれば、それほどショックじゃないので、今まで注目されなかったということかもしれませんね。

投稿: 胸の振り子 | 2008年12月13日 (土) 22時40分

歴史好きにとって、
岡山は何故か出番の多い、
場所だと思いますね。
事実、かく言う私も、
縁者なのですから…
山ほどある江戸期の文書から、
狙ったものを見つけるのは、
結構、鼻が利かないと大変ですよ。
宿帳、帳簿、証文、過去帳、離縁状…
いくらでも出てきますから。

投稿: kansuke | 2008年12月13日 (土) 23時54分

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