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2008年12月21日 (日)

「墓巡り」

B08122001

歴史探索の愉しみは「墓巡り」にあると言ってもよい。

今日の新聞に、東京都内の、

近現代、江戸期の著名人の墓を訪ね歩くことが、

流行っているとあった。

この時代なら、墓の主はかなり解かっているからいいのだが、

筆者のように、中世世界の残滓を求めて歩く者にとっては、

「墓巡り」はかなりの困難がともなう。

著名な「中世人」で墓所が特定されているケースは、

稀であり、今に確認される中世墓の多くは主不明のものだ。

それでも、無性に惹かれるものがある。

大分県の国東半島は現在、

中世荘園の景観が最もよく残っている地区とされるが、

同地には、中世以来の旧家があり、

平安後期からの先祖代々の墓所を守っているという。

在所の後背正面の山上に、中世の絵巻物そのままの、

方形の石積みと土饅頭が並んでいる光景が、

見られるのだそうだ。

発掘されたものならともかく、

後世の手がまったく入らず、

現存しているとは、かなりの驚きである。

訪ねてみたいのは言うまでもない。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PBNC400)

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