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2009年1月27日 (火)

竹橋にて

B09012603

日曜の朝、ジョギングする人々の間をすり抜け、

竹橋、国立近代美術館へ。

「高梨豊写真展 光のフィールドノート」(3/8迄)を観る。

1960年から2008年、

50年に及ぼうとする高梨氏の作品群の軌跡を展示。

さすがに見ごたえがある。

都市を歩きながら向ける撮影者の眼差しは不変であり、

単に、移り変わる面白可笑しい都市の表層の先の、

「本質」を見極めようとしているのが伝わってくる。

それは最新作の“silver passin”でも健在だ。

しかも、路線バスの座席からの、やや高さのある独特な視座。

筆者も、この頃よく路線バスを利用するから、

これに魅かれるに、共感するものがある。

氏は、現代都市写真の「元祖」的存在と目されているけど、

やはり鑑賞者が、安易にインスパイアされるのは戒めたい。

今になって、この写真展を観て、

「ライカにワイドを着けて街へ飛び出したくなった」というんじゃね。

「もっと、自分の目で回りのものをよく見なさいよ」と、

作品がメッセージを送っているのを受け止めなきゃ。

(写真 GX200)

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