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2009年2月20日 (金)

好きなものを撮る

B09021002

昔、所属していた大判写真サークルの写真展の案内が届く。

自分の「好きなもの」を撮り続けている幸せな人たちの集り。

時候の挨拶をかねて、毎年観にいっているが、

所詮、そのようなものだ。

このごろ、「好きなもの」だけを撮る人が目立つけど、

最初のうちは、ちょっと面白いから、

写真展やHPを覘くことはあっても、

そのうち、大抵しんどくなる。

撮っている本人は気づかないようだが、

写真自体も駄目になっていくことが多い。

写真表現の動機とは、被写体が、

好きであろうと、嫌いであろうと、

美しかろうと、醜かろうと、

何であろうと関係ないのだと思う。

主体である撮影者が心を強く動かされ、

その被写体に、敢えて眼差しを向けて、

それを写真で表現せずにはいられないという、

さしせまった想いだけである。

それが写真を観る人の心を捕らえる。

ただ「好きだから」では、

観る人の「本当の」共感が得られないのは当たり前じゃないか。

気をつけないといけない。

(写真 GX200)

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