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2009年2月 3日 (火)

戦国の男

B09020201

知人から、今年の「大河」の評判を聞くに、

主役の直江兼続を演じる妻夫木君が、

今風の男の子過ぎて、

「戦国の男」らしくないというのがあった。

まったく、そのとおりだと思う。

実際の中世末期、「戦国の男」のイメージと言えば、

「泥臭く」「汗臭く」「血生臭い」という風になるか。

その線でいくと、

一昨年の「大河」の山本勘助を演じた内野聖陽は、

かなり近いイメージをつくるのに成功していた。

しかも、従来の勘助像に、

独特の滑稽さや一抹の哀しさも加わり、好演だった。

(写真 GX200)

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コメント

風林火山! 良かったですねぇ。

私も勘助が大好きでした。これからは視聴率狙いで、ホームドラマ大河や青春ドラマ大河のようなものが続くのでしょうね。 それが悪いとは言いませんが、真剣に画面を見て、登場人物の表情の変化を窺い、本心は違うな、なんて次の展開をドキドキしながら待つような気持ちにはなれません。 戦国時代は謀略の時代、視聴者に「ながら見」を許さないような緊張感がありました。 内野勘助が懐かしいです。

投稿: 菜月 | 2009年2月 3日 (火) 12時58分

菜月さん。
拙ブログをご覧頂きありがとうござます。

「風林火山」は、また「戦国武田モノ」かと思っていたのですが、
視てみると、今までの「大河」とは、ちょっと違った視点でつくられているのが判り、少々ハマリました。
いわゆるヒロー視点ではないのです。
ここでは、「勘助」は一貫して蔑まれる側の者でありながら、人を驚かす「異能」を発揮する人間として描かれています。演じた内野聖陽もそれをよく理解していたように見えます。
私は「戦国時代」をあくまでも、中世末期の世界と捉えていますから、典型的な中世人らしく描かれる「勘助」に、一層魅かれているわけです。

 

投稿: kansuke | 2009年2月 3日 (火) 22時38分

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