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2009年2月 4日 (水)

地中の金は誰のもの?

B09012402

庭に埋められた3億6千万円の行方。

そもそも、人は何故地中に金品を埋めるのか。

脱税、隠匿、それとも…

列島各地で発見される、地中から古銭ざくざくという話は、

その殆どが中世に埋められたことが判っている。

「埋納銭」という。

(2008 6/22 投稿 宋銭の謎 参照)

先週末に行った葛飾区郷土と天文の博物館では、

2000年に「埋められた渡来銭 中世の出土銭を探る」と、

題した企画展をやっている。

葛飾区西亀有で出土した「埋納銭」の調査結果を紹介しながら、

中世世界における、

銭を埋める行為の意味について探る展示だったようだが、

是非見ておくべきだったと思う。

ちなみに、今のところ最も有力な仮説は、

土地を利用するにあたり、その場所にいる「地主神」を鎮め、

使用許可を得るために捧げられた銭だとするもの。

現在でも広く行われている「地鎮祭」の起源のような感じだ。

地下は、神仏の住む世界とされたから、

埋められたものも当然、神仏に帰するわけだ。

(写真 GX200)

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