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2009年3月 9日 (月)

“Noblesse oblige”

B09030801

白洲次郎と正子のドラマ。

長く視るに耐えられず、途中で止めた。

最近、あちこちで流行っているようだけど、

やはり、これも「仕掛け人」がいるのだろうか。

ドラマで「ノブレス・オブリッジ」なんて言っていたが、

戦前の華族社会のお坊ちゃん、お嬢ちゃんが、

好き勝手にやっているだけである。

彼らの視点は、どうあっても、

地べたを這い回るように生きざるを得なかった、

その時代の大多数の人々の視点とは繋がらない。

「日本の敗戦」を早くから予見していたというが、

もとより、彼らだけじゃない。

同じ時期に、近衛のブレーンをやっていた尾崎秀実のほうが、

人物としてよっぽど関心がある。

表面上の派手な生活からは窺がえぬ、

白洲の裏面にもっと光があてられていれば、

少しはマシになったのだが。

(写真 GX200)

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歴史(現代史)」カテゴリの記事

コメント

「裏面」は昔の新聞等に出ているらしいですね。調べてはいませんが。
逆に考えれば、お金持ちのボンボンでさえもきな臭い事をしなければ生きていけないぐらい落ちぶれた時代があったという事なのでしょうね。

投稿: satobo | 2009年3月 8日 (日) 22時58分

金の面では決して胸を張れたものではないということですよ。理想も古臭いし、マッカーサーとやり合ったとか武勇伝ばかりなのもね。正子本のほうも食傷気味で…

投稿: kansuke | 2009年3月 9日 (月) 00時27分

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