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2009年6月13日 (土)

70年では…

B09061201

これも朝日月曜夕刊からのシリーズ。

「ノモンハンの記憶 『事件』から70年」を読む。

現代史上の極めて重要な「事件」にもかかわらず、

70年が経ち、記録や検証もまったく不十分なままだ。

調査団との同行取材と、

生存者へのインタヴューからなるレポートだけど、

すでに関係者の多くが物故しているから、

難しいこともあったに違いない。

せめて、60年でもっと徹底した検証があってもよかったと…

これで思い出すのが、ドイツの放送局が製作した、

「スターリングラード60周年」のドキュメンタリーである。

60年の段階で生存者がいなくなるのを考慮して、

出来うる限りのインタヴューと証言、検証がなされていた。

そこには、世代を超えた、

辛い史実から目をそらさず、正面から向かい合おうとする、

真摯な想いが十分に伝わってきたものだ。

歴史と対峙する姿勢の違いが際立つ。

歴史に心地のよい「ファンタジー」や「ミステリー」しか、

見ようとしない人々は惨めな失敗を繰り返すしかない。

(写真 CX1)

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