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2009年6月12日 (金)

僧形

B09061101

行きつけのヘアサロンへ。

これから季節も熱くなることだし、この際、

「頭を剃りこぼって僧形となす」とまではいかないけど、

思い切って短くして、すっきりと。

そういえば、中世世界でも「何某坊」「何某入道」というような、

僧形の人々がやたらと多かった。

形だけでも大きな寺社の構成員になり、

この世の埒外に身を置いて、

(寺社の領内は世俗権力が及ばない一種のアジールである)

免税をはじめ、

(今までの領主の税よりも安い上納金を寺社に納める。

 端的に言えば、節税か脱税)

数々の特権を手に入れるのが流行ったのだ。

(いろいろな事業の専売権や許認可権)

彼らは見た目、下級の僧侶なのだが、

富裕で肉食妻帯自由、俗人と全く変わらぬ生活を謳歌出来た。

だから、ついには信長に目を付けられてしまった訳だが。

現代でも、宗教法人が非課税なのは、

中世世界の残滓のような気がしないでもない。

(写真 CX1)

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