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2009年7月21日 (火)

ライバルだったはず…

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昨日は休日の山手線を半周して上野へ。

東博の「伊勢神宮と神々の美術 9/6まで」を観る。

第62回式年遷宮記念特別展ということで、

「神々の美術」とは謳うけれど、

神宮信仰の性格上、神像や絵画など、

美術的な所蔵品の出品はあまり多くない。

どうしても、神宮以外の神社からの出品が目立つ展示になる。

その中では、熊野速玉社の国宝二体の神像が見ものであろう。

でも考えてみれば、中世世界で熊野(熊野御師)は、

神宮(伊勢御師)の強力なライバルだったはず…

これは希望なのだが、展示に、

中世の伊勢御師による全国津々浦々に及ぶ布教活動や、

江戸期の「お伊勢参り」などの民衆史的な視点があれば、

もっとメリハリのある内容になったのではと思う。

最近は、神宮を経済面で支えた各地の荘園(御厨)や、

職人集団の研究も進んでいるから、

そちらもフォロー出来たら、尚よかった。

(写真 CX1)

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