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2009年7月 2日 (木)

道々の輩

B09070101

胸の振り子さんから聞いた今秋公開の安土城の映画とは、

信長ではなくて、築城を指揮した大工が主役なのだという。

 (個々の木工職人は番匠、その集団の棟梁、指揮者が大工だ。

  現代の感覚では、建築家といってもよいかも)

筆者は原作の小説、つまり近頃の歴史小説には関心が薄く、

読んでみようとも思わないが、

この時代の職人に脚光を当てているのなら、

試みとしては新しく、面白いかもしれない。

中世世界の職人たちは「道々の輩」と呼ばれ、

独自の自治組織を結び、活動的に世を渡っていた。

ともすれば、職人の世界は閉鎖的なものと考えがちだけど、

実態はまったく違っていたのだ。

映画では、どのような考証でその辺を描いていくのだろうか。

中世初期に大陸から渡来した技術者の末裔といわれる、

石工集団「穴太衆」(あのう)も登場するらしいし…

まさに、あの永徳も活躍した上杉本洛中洛外図屏風の世界である。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PR400)

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