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2009年9月13日 (日)

渋谷で遭難者を救出?

B09091202

渋谷という街は油断をすると「遭難」する。

まぁ、迷子のことである。

年に何度も道を聞かれ、その度に教えて差し上げるのだが、

大体、共通点があるようだ。

目的地の方向を180度から90度、取り違えているのだ。

今夕も、あるホテルを探しているうちに、

正反対の方角に迷い込み、途方に暮れている人を「救出」した。

彼は準備よろしく、グーグルの地図を持参していたのだが、

それが反って災いしたみたいだ。

自分の現在位置もまったく判らなくなっていた。

 (その地図を90度ずらして持ち、地図上から飛び出していた)

愚考するに、始めに平面ではなく、

立体的にこの街を掴んだ方がよいのではないか。

ここは起伏に富んだ地であり、谷地である。

だから、谷底にある駅を起点に方角を、

まず新宿方向、品川方向、そして地図上の東西南北と把握する。

それから、各方角のランドマーク、主要な道路や建物を決める。

そんな程度だが、そもそもこの街には、

人々の方角の見当識を狂わす何かがあるのかもしれない。

 (端的に言えば、都市計画の欠陥が疑われるが、

 確かに、地形と街の構造のチグハグ感はかなりのものだ)

関係諸機関は要研究であろう。

(写真 CX1)

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コメント

人の見当識を狂わせる街というのがいいですね。
kannsukeさんの方が、はるかに渋谷watcherの年期が行っていると思いますが、自分も渋谷の地形の変化と問題のある空間構成というところにこそ、おもしろさを感じます。
ランダムなところと、かなり優れた江戸の都市計画に支えられた部分とが混在していて、そのディテールを見て歩くのはかなり魅力的な作業ですね。

投稿: 振り子 | 2009年9月13日 (日) 20時59分

いつだったか、長徳氏も「へんてこな街」と評していましたが、まぁ、そんな街です。諸縁により、長くこの街にかかわっていますが、ますます好きになるということはありません。興味の対象ではありますが、縁が尽きれば去っていくのでしょうね。
おわらの動画を8分間ぼーっと観ておりました。三味線の調子と胡弓の調べが頭の中をエンドレスに回っています。何なのでしょう?この惹きつける力は…

投稿: kansuke | 2009年9月14日 (月) 00時57分

「リフレインが呼んでいる」という歌が昔ありましたが、いつか思いがそちらに向かった時に、見に行ってください。。
「風の盆」は逃げませんから。

投稿: 振り子 | 2009年9月14日 (月) 19時46分

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