« コンゴーレンズ探訪 (1) | トップページ | 「コンゴー」の由来は… »

2009年10月26日 (月)

コンゴーレンズ探訪 (2)

B09102501

B09102502

B09102503

コンゴーレンズを製造している山崎光学研究所の創立は1924年。

1931年に日本で最初の純国産大判カメラ用レンズを開発生産する。

爾来、70有余年、激動の現代史の中、紆余屈折(曲折)を経ながら、

プロ用の大判レンズを供給し続けているのだ。

1972年、創業地、中野から、ここ日野市に移転。

一時は写真用のみならず、各種工業用のレンズも供給し、

スタッフ、従業員も抱えていたが、

現在は経営者の山崎氏お一人で、

レンズの組み立てや発送販売を行っている。

上写真

「移転当時は、ここは一面の田んぼでした」と語る山崎氏。

「今でもこの窓からレンズのテスト撮影なんかしています」

製品検査に使う機材にも歳月が…

下写真

「こうやってレンズを一本一本、私が注文を受けて、

手作業で組み上げるのです」と山崎氏。

その様子に釘付けになる東京8x10組合連合会会頭の里坊氏。

B09102504

B09102505

山崎氏のこの手が、筆者愛用のワイドアングルコンゴーを、

組み上げたのだと思うと、何か心に熱いものがこみ上げてくる。

これからも末永く大事に使おうと誓う。

ここでまた思い出したこと。

筆者がカメラを持ち始めた頃、父親とレンズの話をしたことがあった。

その時、微笑みながら父親は、

「日本にはコンゴーレンズというのがある」と教えてくれたのだ。

だからコンゴーレンズの名前だけはずっと頭の隅にあった。

やがて時が経ち、大判写真をはじめて、

その実物と出会い、今がある。

実に感無量。

(写真 CX1)

|

« コンゴーレンズ探訪 (1) | トップページ | 「コンゴー」の由来は… »

カメラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コンゴーレンズ探訪 (1) | トップページ | 「コンゴー」の由来は… »