« 戦国の二人… | トップページ | コンゴーレンズ探訪 (1) »

2009年10月24日 (土)

富士を飛び越える駿馬

B09102102

東博で印象に残った作品をもう一つ。

「甲斐の黒駒」に乗り、

富士を飛び越えようとする聖徳太子と舎人調使麿。

平安時代に創作された太子伝承だ。

図は平安後期の法華経の巻頭に描かれたもの。

描かれた富士も中世世界でのイメージであり、興味深い。

 (中世末期では、頂上は三つの峰に表され、

  それぞれの峰に阿弥陀、薬師などの本地仏が描かれる)

いわゆる富士信仰は中世後期から江戸期にかけて盛んになる。

中世末期の富士信仰の様子が、

詳細に描かれている「富士参詣曼荼羅」(重文・浅間神社)は、

去年、三井記念美術館で公開されたが見逃してしまった。

機会があったら、是非観てみたい。

(写真 CX1)

|

« 戦国の二人… | トップページ | コンゴーレンズ探訪 (1) »

美術史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 戦国の二人… | トップページ | コンゴーレンズ探訪 (1) »