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2009年12月 3日 (木)

坂に魅かれる

B09120201

坂にまつわる話に魅かれているのは、

もともと、坂の街に育った記憶があるせいなのだろうか。

幼年期を過ごした横浜・金沢の旧居も坂の上だった。

(大河ドラマのほうの「坂の上…」は、また稿を改める)

麻布の「暗闇坂」から、目黒の「目切り坂」(暗闇坂)

そして、雑司が谷の「宿坂」(暗闇坂)へ誘われた道程は、

中世の古道を辿ることにもなり、結構楽しめた。

すべて「暗闇坂」という呼び名があるのも、面白かったが、

それは近世・江戸期には、これらの坂が、

鬱蒼とした林や藪に戻っていたことによるらしい。

中世世界では、坂は境界地の象徴だった。

坂下、坂上には様々な生業の「道々の輩」が集住することが多く、

都市的な場=「宿」を形成して、繁華だったのである。

しかも、土地の記憶は確実に残り、今でも注意深く目を凝らせば、

その痕跡を必ず見つけることが出来るのだ。

写真は去年の秋、鎌倉・極楽寺坂にて。

…センチュリア買い置きせんと覚えしが、

  今は後悔すれど詮無き…

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2 CENTURIA400)

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