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2010年1月11日 (月)

宿坂下にて(2)

B10011001

あまり関心が湧かなかったのだが、今年の大河ドラマを初めて視る。

若き日の岩崎弥太郎が、

何故、鳥籠売り歩く扮装をしているのか気になった。

そういった伝承とか、証言があるのだろうか。

二本差しであっても、かなり「異形」で、その意味を勘ぐりたくなる。

……………………

「弾左衛門とその時代」(塩見鮮一郎著 河出文庫)を読む。

巻末、弾左衛門の中世世界に遡る可能性について、

大いに頷かされるものあり。

江戸期に盛んに作られた由緒書や頼朝御証文などの、

偽書に出て来る話は、それはそれとしても、

鎌倉、極楽時坂下の宿の者や鶴岡八幡宮寺の神人に、

弾左衛門の起源を求める説を即座に否定することは出来まい。

ただ、今回の雑司が谷・宿坂探索で直面した如く、

戦国期以前の東国の中世史は、文献史料があまりに少なく、

殆ど空白で、書くことが無いため、

各区の郷土史資料館でも担当者泣かせなの状態なのだ。

現存文献や伝承の再検討、

そして発掘調査、フィールドワークだけが頼り。

稀に、安中市の山本勘助文書ような発見はあるのだが。

(写真 CX1)

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