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2010年1月22日 (金)

田楽と猿楽

B10012102

田楽と猿楽が並んで描かれている、室町期の絵画史料、

「七十一番職人歌合」を見つけた。

翁面をつけているのが、千秋万歳を寿ぐ式三番を本芸とする猿楽。

華やかな装束に笠をかぶり、編ざさらを持つのは田楽法師。

鎌倉末期から南北朝期にかけて、彼らは互いに芸を競い合う、

ライバルだったが、田楽は次第に衰え、

猿楽は能楽に発展して、武家のパトロンを得ていく。

しかし、江戸期になっても、弾左衛門・頼朝御証文にあるように、

能楽師たちは弾左衛門の支配下に置かれた身だった。

「弾左衛門とその時代」(塩見鮮一郎 河出文庫)に、

寛文11年(1667)弾左衛門の断りなしに勧進能を催そうした、

金剛太夫は弾左衛門配下の者の襲撃を受け、

桟敷舞台をめちゃめちゃにされたとある。

……………………

朝日夕刊、文化面に日銀本館の「貨幣博物館」で、

日本の中世通貨史の最新研究成果を紹介する、

「海を越えた中世のお金 展 -“びた一文”に秘められた歴史-」

(~3/14 入館無料)をやっていることを知る。

是非、観に行こう。

(写真 CX2)

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