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2010年2月14日 (日)

渋谷の富士講(1)

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「特別展 渋谷の富士講 ―富士への祈り―」

(白根記念渋谷区郷土博物館 ~3/22)を観て来た。

富士講とは、江戸中期(享保年間)以降、江戸、関東地方を中心に、

盛んになった、富士山を神として信仰する人々の組織だ。

中でも最大規模といわれる「山吉講」が本拠地を置いていたのが、

渋谷の道玄坂なのだ。

主催者(講元)は、地元渋谷の大地主にして、

伝説的な富士行者「食行身禄」(じきぎょうみろく 1671~1733)

…享保の大飢饉による打ちこわしの頻発を憂い、

 政道批判、世直し祈願のため、富士山入定を果たした…の、

直弟子でもあった、吉田平左衛門である。

彼の屋敷は現在の109(マルキュウ)の裏辺りにあり、

隣接して、信者のための道場や長屋もあった。

「山吉講」は傘下に「枝講」と呼ぶ支部を30以上持ち、

最盛期には信徒数万に達していたという。

今回の特別展はその吉田家(現在は世田谷在住)から、

寄託された史料を中心に構成されている。

例によって、学芸員の方から、いろいろと興味深い話を、

伺うことが出来たので、紹介していこう。

(写真 CX2)

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コメント

渋谷の富士講の本部があったのは、109の裏手あたりだったのですね。
なるほどという場所です。
109やノアビルの建築家は、地霊を読み込んでいます。

投稿: 振り子 | 2010年2月14日 (日) 19時40分

寄進した額や石造物に「江戸渋谷道玄坂先達吉田平左衛門」と堂々と記していますから、道玄坂と言えば…というくらいだったのでしょうね。やはり大山街道の坂下であったことが気になってしまいます。
新宿ジュンク堂、話には聞いていましたが、早速行ってみます。

投稿: kansuke | 2010年2月15日 (月) 01時02分

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