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2010年3月 9日 (火)

「われて砕けて裂けて散るかも」

B10030801

Amazonにて、

「金塊和歌集」(源実朝 樋口芳麻呂著 新潮日本古典集成)

を発注する。@¥1900也

昨日観た「加藤周一 幽霊と語る」がきっかけで思い立つ。

高校生の頃からだが、一度はじっくりと読んでみたかった歌集だ。

~大海の磯もとどろに寄する浪

              われて砕けて裂けて散るかも~

…実朝の時代まで、この国の詩歌で詠まれた海は、

 穏かな内海で、白い帆をかけた船が行き交うイメージだった。

 荒れた外海を詠んだのは実朝ぐらいではなかったか。

 彼が唐船を造らせ、亡命ともいうべき「脱出」を試みたのも、

 自分が未来を断ち切られた存在であることを悟っていたからだ…

戦時中に感じた自らの運命と重ね合わせながら、

加藤周一氏は映画の中でそう語っている。

(写真 CX2)            

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