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2010年4月の記事

2010年4月30日 (金)

アザーンと説教節?

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例えば、イスタンブールのようなイスラムの都市で、

モスクから、祈り時間を告げる「アザーン」(朗誦・ろうしょう)という、

呼びかけの声が響き渡る映像をよく見かけるけど、

拡声器は使っているが、ライブの肉声なのだと初めて知る。

(失礼ながら、どこかの国のお経や祝詞のようにテープなのかと…)

昨晩遅くBSでやっていた、

トルコの「朗誦コンテスト」を追ったドキュメンタリーが面白かった。

挑戦者たちや名人と呼ばれる指導者の素顔と日常、

コンテストをめぐる様々な想いと駆け引きが淡々と描かれる。

彼らは、普段は各々のモスクに所属して、

日々、時間になるとマイクを握り、

(イスタンブールでは3000のモスクがあり、それぞれ一日5回、

合計15000回のアザーンが流れる。当然、上手下手はあるわけだ)

「アザーン」を「謳う」務めを果たしているのだ。

これは宗教音楽と言ってもよい、独特の文化である。

滑らかな高音域とコブシを巧に効かせる唱法は、

しばらく聞いていると、こちらの説教節や浪曲を、

聞いているような気分になっていくのが不思議だ。

どこかで接点があるのかもしれない。

このドキュメンタリー、2009年のオーストリアの作品で、

地味だけど、とてもよく出来ている。

イスラム世界の実像と息づかいが感じられた。

彼らのおくっている宗教生活とは、

実は、ちょっと前の我々のものと、

そんなに変わらないのではないかと思えてくる。

(写真 CX2)

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2010年4月28日 (水)

雨の夜は読書

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雨の夜は積み上がった本を読むに如かず。

故に、それに費やすことにする。ご容赦を。

……………

何かと物入りは辛い昨今だけど、

知人が寺から年忌法要を勧められて往生と聞く。

こういうのは断れないのかね。

法外な葬式代といい、この手の話、

つくづく此処は、救いようの無い「後進国」だと思う。

(写真 ライツミノルタCL Mロッコール40㍉F2 PR400)

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2010年4月27日 (火)

近世細川氏

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東博の「細川家の至宝展」は、

近代に入って、殆どが散逸して失われてしまった、

有力大名家の什物が、今でも、まとまって鑑賞できる、

稀少な例と言えるだろう。

今回はコレクション全体を通観出来るが、

工芸品が充実しているようにみえる。

(有名な国宝指定の二つの螺鈿鞍が交互に出品中。

 中世絵画でいくつか観たい作品があったのだが、

 今回は出ていなかった)

ついでながら、細川氏は鎌倉期に始まる、

武家の名門ということだけど、現存の細川家は、

室町末期に信長に取り立てられた傍流の出だ。

室町前中期に管領家として威勢を振るった、

本家のほうは衰亡してしまったので、

前者を近世細川氏、後者を中世細川氏と区別している。

展示も、室町後期から安土桃山、近世が、

中心となるのはそのせいである。

そんな中で、特に印象に残ったのは、

明智光秀(花押あり)の覚書と、

(本能寺の変直後、頭を剃って自城に閉じこもってしまった、

 細川幽斎、忠興父子を必死に味方に誘う切羽詰った内容)

忠興が関が原の戦いで着用した、

山鳥の尾羽をあしらった甲冑だった。

(現存する甲冑の中で、着用者が確かで、

 実際、戦国期に使用したものとなると、極めて少ない。

 本物の迫力があり、当然、あつらえたものだから、

 本人の体格、嗜好を実感出来るわけだ。

 そこからすると、忠興には、繊細で渋い好みながら、

 非常に実戦的な戦国の男を感じる)

その他、信長自筆文書、細川ガラシャ自筆消息も…

(写真 CX2)

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2010年4月25日 (日)

中世芸能の博物館

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昨夜のBSハイビジョン、春日大社の一年を追った番組、

二時間半と少々長かったけど、内容は濃かったと思う。

特に、若宮・おん祭の映像は、

白拍子、延年、田楽、猿楽、翁、等々と、

まさに中世芸能の博物館と言ってもいいくらいだった。

日本の神社は明治維新の神仏分離以降、

中世以来の古態を著しく失ったが、

春日大社はかなりの努力を払って、残そうとしているようだ。

同じ藤原氏の氏寺、興福寺から僧侶が読経に来るし、

巫女も本来の儀礼を多く守っている。

ひとつひとつの中世芸能が、

かつて、それを担っていた人々の子孫によって、

演じられているというのは、実は凄いことなのだ。

(猿楽、翁は大和猿楽の系譜を引く、現役の能役者が演じている)

中世世界の芸能と信仰の実態を窺う、

外せないスポットなのは言うまでもない。

(例の春日権現験記絵巻を彷彿させる場面も多々あり)

(写真 CX2)

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2010年4月24日 (土)

鎧袖ストラップ(2)

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冷たい雨降るも、新緑深まる。

………………

もう一つ、鎧袖ストラップを作らせてしまった。

今度は北条氏の三鱗紋で…

中世の通じて、筆者が最も興味を持っている氏族が、

北条氏なのだ。

(鎌倉期の執権一族と、まったく系統が異なるが、

 戦国期の後北条氏、両者に惹かれている)

と書いてきたところで、

NHKBSハイビジョンで、

奈良・春日大社の一年を追った番組をやっている。

「若宮・おん祭り」の一部始終を、

初めて映像取材したらしいので、これは見逃せないな。

延々二時間半…

とりあえず、この話題は明日に送る。ご容赦。

(写真 CX2)

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2010年4月23日 (金)

達磨歌風?

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久しぶりのフィルム画像で旧鶴岡八幡宮寺境内を。

……………

歌を捻るのは、頭の使う場所が違う。

今日は掛詞を試してみたけれど、

少々、無理があって、達磨歌風になっちまった。

(達磨歌とは、定家風の訳の判らぬ歌を皮肉った言い方)

まずい傾向だ。

あくまでも、素直で、素朴で、無邪気なのがいいのだ。

中世的な響きがあって、受け容れ易い歌となると、

やはり、新古今調になるのかな。

西行、実朝を念頭に置いた感じで…

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㍉F2 PR400)

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2010年4月21日 (水)

路地裏カイロ

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今日発売の、アサカメ5月号巻頭グラビアに、

田中長徳氏の“Cairo”を見る。

カイロの路地裏から立ち上る、何かを帯びた空気が、

匂ってくるような感覚を覚える作品群だ。

その何かとは、

地球上のあらゆる都市の路地が内蔵するものである。

これを見落とさず、即座に感応し、表現するには、

鍛えられた視点が、

(様々な視点の転換を試みて、それを自らの知的活動に、

 絶えずフィードバックしていく)

必要なのは言うまでもない。

ただ街を、立派なカメラをぶら下げてほっつき歩き、

たまたま目に止まった、好ましいものを、

写真だけ、パッと撮っているんじゃ、

全然、駄目なのだ。

(写真 CX2)

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2010年4月20日 (火)

飢える春

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中世末期(応永・天正年間14C~16C)の関東の、

ある寺の過去帳を調査したら、

中世人の死亡傾向に、かなりはっきりとした、

季節性があることが解かったと云う。

豊凶にかかわらず、きまって早春から初夏にかけて、

死亡者が集中しているのだそうだ。

この季節は、収穫の覇境期にあたり、

例年のように、村々は深刻な食糧不足に直面していたらしい。

こんな時、戦争は「口減らし」に最適なわけで、

他国に攻め込んで、敵地の人や食糧を略奪し尽くす、

最大の動機となったのではないかという説がある。

(実際、越後の上杉謙信の関東出兵のパターンを、

 調べると、そんな狙いが窺えるようだ)

案外、戦国時代の本質を突いているのではと思う。

(天下に覇を唱える野望なんて、嘘っぱちである)

かつて、井上ひさし氏は米の輸入自由化を嘆いて、

国の飢餓は、すぐに起こると力説していたけど、

今年の春の惨状をみるにつけても、その感を強くする。

(写真 CX2)

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2010年4月19日 (月)

戦国武将人気ベストスリーとは

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代官山「戦国かふぇ」で聞いた、家紋の人気ランキングとは、

そのまま、戦国武将人気ランキングと言ってもよい。

第一位 伊達政宗

第二位 石田三成

第三位 真田幸村

ということで、この差は僅差だ。

すぐその後に続くのは、上杉謙信、

ちょっと差がついて、武田信玄、

そして、片倉小十郎、前田慶次となる。

意外なのは、織田信長がその下に来ることだろうか。

また、直江兼続は大河が終ると、すぐに飽きられ、

山本勘助は大河に関係なく不人気、北条、今川も同様とのこと。

この店、八割が20代の女性客と云うが、

「歴女」と呼ばれる彼女らは、なかなか熱心で、

研究者が講師を務める勉強会では、参加者の多数を占めて、

地道な古文書・史料の読み込みを重ねているそうだ。

それに比べ、男性の「歴史オタク」は、

勝手な願望や論理の飛躍が目立ち、勉強も不足がちだと…

因みに、武田信玄を推したのは全て男性らしい。

まぁ、信玄が女性に嫌われたのは判るような気がするな。

ついでながら、筆者が勘助を贔屓するようになったのは、

もっと、深い深い理由からである。

(写真 CX2)

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2010年4月18日 (日)

鎧袖ストラップ(1)

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天候回復するも、猶北風寒し。

猿楽枝垂れと名残りを惜しみつつ、代官山で所用を済ませる。

道々「戦国かふぇ」を見つけ、ひやかしだけのつもりが、

店のスタッフの方と話し込み、つい、衝動買い。

戦国期の当世具足の「鎧袖」(がいしゅう、よろいそで)を、

イメージしたオリジナルストラップだ。

京甲冑師に依頼して製作したそうで、出来も悪くない。

でも、少々値が張り、@\3990也

たまには、どうでもいいものに散財することも必要ではある…

希望で、いろいろな武将の家紋を付けてくれる。

玄人好みの、マイナーな武将がラインナップしているのも良い。

山本勘助の巴紋(これは珍しい)があったので、

それを付けてもらった。

(勘助が巴紋を用いていたのは、彼が宗教関係者の系譜=

 山岳修験道系=を引くことを示唆するものとされている。

 山本氏が富士宮、浅間大社の御師の出という伝承は、

 あながち見過ごせないのだ。

 ここでも、富士信仰がキーワードになってくる)

ついでながら、家紋の人気ランキングが面白かった。

その話題はとりあえず、明日に。ご容赦。

(写真 CX2)

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2010年4月16日 (金)

天下飢饉

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山梨でワイン用の葡萄園を管理している人から、

今年は尋常ならぬ不作の予感ありとのこと。

甲府盆地の村々は桜の古木が多く、昔から、

その年の農事を占なう指標になってきた。

まず、その咲き方がいけなかったと云う。

パッと咲いて、一気に散るのが良く、

今春の如く、いつまでも、

ぐずぐずと花持するのは最悪なのだそうだ。

つまり、桜は受粉がうまくいくと、さっと散る。

受粉を媒介する昆虫たちの活動が活発だとそうなるのだが、

各地で、蜜蜂が寒さで手ひどくやれたと報じられている。

野菜、果樹ときて、米がどうなるか。

関東では、連休前、一番最初に水が入る、

房総の棚田の様子が気なる。

1450年から1590年(宝徳~天正年間)の、

中世後期(戦国期)の災害年表を取り出してみるに、

ほぼ毎年のように、天候不順、飢饉の記述がある。

中世世界だったら、今年は間違いなく「天下飢饉」であろうな。

(写真 CX2)

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2010年4月14日 (水)

180億円也…

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最近、TVで平城遷都1300年の話題をよく視るが、

この前は、平城宮跡の復元成った大極殿の中で、

文科省の担当者が得意気に総工費180億円と話していた。

しかも、そのニヤついた顔に、

「政権交代前にうまいこと押し込みました」と、

書いてあるように見えたのは、筆者だけではあるまいよ。

かなり気分を害した後で、

例の古代史ドラマ「大仏開眼」の後編を覘いてみる。

後編のほうが、遙かに支離滅裂の観あり。

欲張って、恵美押勝の乱を初めて映像化したのはいいが、

乱の鎮圧を指揮した吉備真備が、

当時、既に齢70歳を超えていたはずなのに、

「満男」の童顔のままで、気色悪いことこの上無し。

古代の軍勢が戦国時代の格好をしていたし、

肝心の真備が考証メチャクチャの変な甲冑を着していたこともね。

言い出せばキリが無さそうで…この辺でご容赦。

(写真 CX2)

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2010年4月12日 (月)

王子にて

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王子、飛鳥山公園内の渋沢史料館にて、

「企画展 渋沢栄一とアルベール・カーン」

~日仏実業家交流の軌跡~(~5/5)を観てきた。

アルベール・カーンの業績については、

「100年前の映像史料を読み解く」(2008.7/22)

「フレームから外されたもの」(2008.7/23)参照。

今年は渋沢栄一生誕170周年、同時に、

アルベール・カーンも生誕150周年ということで、

日仏で記念展が企画されているが、これは日本側のもの。

渋沢とカーンの交流はビジネスはもとより、

広く学術文化に及んでおり、

その中で、カーンのライフワークである「地球映像資料館」が、

極めて重要な役割を果たしている。

展示では、その貴重な映像と書簡で二人の交流を辿っていく。

映像史料のほかに、フランスのアルベール・カーン博物館から、

4.5x10.5㎝ガラス乾板の原版や、

実際に使用したカメラ、レンズ、三脚、

ルイヴィトン製特注専用カメラケースなどの出品もある。

………………

今朝、筆者の数少ない愛読作家、井上ひさし氏死去の報あり。

かねて闘病中とは聞いていたが、哀惜の極み也。

この損失、今の文学、演劇界にとって大き過ぎる。

(写真 CX2)

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2010年4月10日 (土)

岡本太郎の眼

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昼まで八王子で所用の後、南青山の岡本太郎記念館で開催中の、

「岡本太郎の眼」(~6/27)を観てきた。

50年代から60年代にかけて、岡本太郎は自らカメラを持って、

日本各地を廻り、人々の風俗や民俗を撮りまくったが、

その作品群からの展示である。

彼の本業である美術はともかくとして、写真の面白さは、

近年、注目されているところだ。今回は会場の狭さもあって、

その全体を通観出来ないのが残念だけど、

(そういった写真展を是非とも企画して欲しい。ちょっと前に、

 まとまった公開があったと記憶するが、見逃した)

彼の眼=視点の妙は十分に味わえるだろう。

ここは、かつての岡本太郎のアトリエ兼自宅であって、

彼の仕事場が再現され、撮影も自由なので楽しめる。

(写真CX2)

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2010年4月 9日 (金)

日々の写真 4/8

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久しぶりに猿楽町の枝垂れを観にいったら、七分咲きだった。

~往く水に 流れて消えぬ 春なれば

               散りにし跡を 写しとどめん~

…やがて、流れ往く水に消え去ってしまう春なのだから、

  せめて、散ってしまった跡でも、写し留めておこう…

またしても、ご容赦…

(写真 CX2)

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2010年4月 8日 (木)

元財務相のM9

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朝刊を開いたら、新党騒ぎの元財務相が、

得意げにライカM9を構える写真が眼に飛び込んで来た。

もとより、非常につまらないインタヴュー記事だけど、

記者の冷めきった気持ちだけは、良く伝わってくる。

この元財務相、お年もお年だが、顔色に生気が感じられない。

どこか健康に問題を抱えておられるのではないか。

去年から、かなり焦って政治活動をされていた印象も強いしね。

この際、一番、世のため、自分のためになる、

身の処し方は、引退だと思うのだが。

誰か、若い人を引き立てて、専らバックアップに回れば、

晩節を汚さず、名を挙げるのは確実なんだけどな。

ついでながら、この新党騒ぎ、

「立ちあがれ云々」とか「みんなの云々」とか、

見るからに、安普請で、インチキ臭い党名ばかりである。

今の、満身創痍の与党のほうが遥かにマシなのは言うまでもなし。

~破れ家を 這ひ出ずものは 人に非で 

                  ただ老鼠の 経たるなりけり~

…潰れかかった家から、ぞろぞろと這い出てくるのは、

 人ではなそうだ。ただの年長けた老鼠であったのだなあ…

再び、へたくそな一首でご容赦…

(写真 CX2)

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2010年4月 6日 (火)

金沢四将像

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県立金沢文庫開館80周年を記念した「特別展 金沢文庫の絵画」

(~4/18)が開催中だ。

特に今回は、「四将像」として知られる国宝指定の、

金沢・北条氏四代肖像画(鎌倉後期~南北朝)が一挙公開される。

金沢文庫と、菩提所である称名寺を創設したのが、

金沢氏であったことなど、その蓋然性の高さから、

ここに伝来した「四将像」の像主は、

北条実時、顕時、金沢貞顕、貞将ということで定説になっている。

しかし、それを裏付ける確実な史料となると、

実は、ちょっとあやふやなようだ。

「四将像」の内、三つの画像の右下に像主名の墨書があるのだが、

(上写真 貞将像と右下の像主名 武蔵前司貞将と読める)

いずれも、後の時代に称名寺の関係者が、

分類のために書き込んだものらしく、決定的な証拠にはならない。

その辺りの事情を学芸員の方と論じ合う。

まぁ、それでも、あの北条一族の肖像画は殆ど残っていないし、

彼らの風貌を窺う、数少ない史料には違いないのだ。

それと、最近の中世肖像画の像主論争のあおりで、

「伝源頼朝像」の所蔵者が、教科書から外されたりで、

機嫌を損ね、展覧会の貸し出しを拒否するようになったとのこと。

それとこれとは全く違う話なのに、遺憾なことだ。

(写真 CX2)

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2010年4月 5日 (月)

花寒

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昨日のトークショーで田中長徳氏が熱唱した「ペンの歌」が、

「♪ぺんぺんぺん…」と頭の中をエンドレスでまわり続けて、

思考活動を著しく阻害しておる。困ったな…

「作詞・野坂昭如 作曲・いずみたく 歌・天地総子」

1959年から1963年頃まで、一世を風靡したCMソングで、

その頃の子供なら、誰でも口ずさんでいたということだ。

残念ながら、筆者の記憶には無い。

せいぜい「♪チョコレートは明治」ぐらいからか。

………………

さて、「大仏開眼」という、例の古代史ドラマを視る。

前編ながら、やはり最期まではしんどかった。

脚本家、演出家、俳優と、この時代=奈良時代をどうイメージし、

どう把握していくのか、はかりかねているのがよく伝わってくる。

どうしても、架空の国の、架空の物語になってしまうのだ。

古代をドラマ化するのに、

環境的に、まだ無理があるのは否めないだろう。

それにしても、今回はキャスティングの酷さもあった。

視点を吉備真備、玄肪に置いたのはいいとして、

この二人の演技が「満男」と「信玄」のままじゃ、

とてもじゃないけど、視られません。

………………

花寒か。気分転換を兼ねて、

金沢文庫80年特別展「金沢文庫の絵画」(~4/18)を観に行く。

その話題は明日に送る。ご容赦を。

因って、今日の写真は武州久良岐郡六浦荘金沢の春にて候。

(写真 CX2)

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2010年4月 4日 (日)

田中長徳氏 トークショー

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今日、4月3日は、誰が決めたか、

オリンパスのペンデジタルに採用されている、

マイクロフォーサーズ(4/3)の日なのだそうで、

神田小川町のオリンパスギャラリーで開催されている、

「田中長徳写真展 PEN PENチョートクカメラ日記 in リスボン」

(~4/7)のトークショーに行って来た。

いつものとおり、爆笑の連続で盛り上がったのは言うまでもないが、

締めに長徳氏のリードで唱和した「ペンの歌」が聞き物だった。

もちろん、写真展のほうも見応え十分である。

それと、くじ運の悪さでは並みの者ではない筆者が、

アトラクションのくじ引きで、一等を当てるという珍事があった。

(賞品はオリンパスペンロゴ入り、クロスのボールペン)

これは記録に値することなので、とりあえず書き留めておく。

2007年11月の本郷三丁目での邂逅といい、

よくよくの縁なのか、不可思議なことどもなり。

(写真 CX2)

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2010年4月 3日 (土)

春の嵐 吹き抜ける

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列島に、春の嵐 吹き抜ける。

今年は平城京遷都1300年なのだと云う。

記念行事のことはよく知らない。

盛り上がりは期待出来まい。

高校の修学旅行の時だったか、

ただ、ただ広い、平城宮跡に行ったことがある。

あちこち発掘していたようだったが、

これはこのままでよいと思っていた。

その後、いろいろ建てられたと聞くが、

あの復元建築というものが、どうしても好かない。

(各地にあるけど、本物の足もとに及ばないのは確か)

かなり発掘調査が進んできたとはいえ、

古代史は、依然としてブラックボックスのままだ。

そこに嘘が無いとは、到底言えないのだ。

これに因んだ古代史ドラマなるものも放映されるらしい。

(今までの、古代史ドラマの出来は非常に宜しくなかった)

噴飯物かどうか、まぁ、視てみるか。

(写真 CX2)

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2010年4月 2日 (金)

南風

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南風強し。

昼前、恵比寿の所用ついでに都写美へ。

「ジャンルー・シーフ写真展」(3/27~5/16)を観る。

没後10年、50年代から90年代にかけての、

多くの未発表作品を含んだ、今回の展示は、

いうまでもなく、全てシルバープリントで、実に粋で心地よい。

ソフィー・マルソーのポートレート、そうそう、人気であったなぁ。

高一の頃、初めて一眼レフを買ってもらった晩の、

何を撮ろうとカメラを撫で回していた、あのワクワク感が、

突然、甦ってきたのが不思議だった。

(写真 CX2)

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