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2010年5月 7日 (金)

「悪役」に理あり

B10050601

俳優・佐藤慶氏死去の報。

風林火山では、

謙信の師で高野山無量光院の僧、清胤を好演していた。

大河でも「悪役」が多かったけど、欠かせない存在だった。

(この人が出ないと、どうしてもドラマの納まりがつかないくらいに)

彼は、必ず理(ことわり)を感じさせる「悪役」を演じていたと思う。

歴史の中に生きた、その人物が、

そう行動せざるを得なかったのだと、

深く頷かせるほどの「理」である。

だから、迫力があり、時にシンパシーさえ抱かせた。

筆者には断片的な記憶しか残っていないが、

父親が好きだった大河に「太閤記」(1965)がある。

緒形拳の秀吉、高橋幸治の信長、佐藤慶の光秀は、

後々まで父親との語り草だったが、今、考えてみると、

これ以上は望めないキャスティングである。

もう一度、観たいが、「本能寺」の巻しか現存していないと云う。

TUTAYAあたりに収録したのがありはしないか、探してみよう。

そうそう、ツイッターで振り子さんが(子供心にも?)

佐藤慶、成田三樹夫、戸浦六宏が、

「本当に怖い人かと思った」と書いている。

全く同感です。筆者もそうでした。

(写真 CX2)

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