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2010年6月18日 (金)

中世の船旅

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B10061702

映画「キングダム・オブ・ヘヴン」の、

聖地エルサレムへ旅立つ港、シチリアのメッシーナを、

小高い砦から、俯瞰しながらパンする場面が好きだ。

真っ青な地中海を、真っ白な帆を孕ませてゆく、

中世のヴェネツィア帆船の姿がいい。

多分、CG合成なのだろうが、

こちらの大河ドラマには無いセンスだと思う。

ほぼ同じ時代の、品川津の御殿山からも、

似たような光景が見られたのではと想像してみる。

当時の日本列島の沿岸を航行していた大型船の様子は、

いくつかの絵画史料から窺えるが、

やはり、一遍聖絵が秀逸なのではないか。

輪田の泊(現神戸)へ入港しようとしている大型の貨客船。

帆柱は一本で、蓆製?の帆を下ろし、米俵を満載する。

荘園からの年貢を輸送しているのであろうか。

漕ぎ手や梶取りは後部に、乗客は前部に乗っているようだ。

画面では切れているが、この時代の大型船は、

艀用の小船を後ろに引っぱっている。

(写真 CX3)

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