« 由緒正しき伝統芸能の終幕 | トップページ | 其地、山水多く… »

2010年7月 9日 (金)

三鱗紋の太刀

B10070801

B10070802

B10070803

東博で鞘に三鱗紋をあしらった太刀を観た。

北条氏が伊豆の三嶋大社に奉納したものと伝える。

「重文 三鱗紋兵庫鎖太刀拵」

(太刀 銘 一文字 号 北条太刀 鎌倉13世紀)

ずっしりとした、冷たい金属の肌合い、

奉納品と雖も、やはり武器だ。迫力が違う。

金属と金属がぶつかりあい鳴り響く音、空を切る音…

そして、血の匂いが目の前によみがえるようだった。

前にも触れたが、北条一族に惹かれ続けている。

この一族にまつわるものは出来るだけ見ておきたい。

滅んでしまった一族だから、殆ど何も残っていないのだけれど…

(ついでながら、カメラも金属製が好ましいのは言うまでもなし)

三嶋大社といえば、一遍聖絵でも、

ちょうど同じ時代の景観を描いている。

一の鳥居の前で、馬から飛び降り、

土下座して、祈りを捧げる武士。

中世人が信仰を身をもって表す様は激しく、直情的だ。

今でも、どこか海外なら、ありそうな光景か。

(写真 CX3)

|

« 由緒正しき伝統芸能の終幕 | トップページ | 其地、山水多く… »

歴史(中世史)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 由緒正しき伝統芸能の終幕 | トップページ | 其地、山水多く… »