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2010年7月 8日 (木)

由緒正しき伝統芸能の終幕

B10070701

朝刊、大相撲の騒動を慨嘆する、

小沢昭一氏へのインタヴューが面白い。

…神事に始まった相撲が江戸の終わりに、

 両国の回向院で「常打ち」になって、見世物、興行化したのが、

 大相撲のルーツなのだから、どうみても大相撲は伝統芸能で、

 一般の常識社会から離れたところの、遊びとしての魅力なんです。

 そんな中世的な価値感をまとった由緒正しき伝統芸能が、

 文科省管轄下で、クリーンとやらの仲間入りか。寂しいなぁ…

考えてみれば、大相撲も、中世世界の、世の埒外、

道々の輩、芸能民の系譜に連なっているわけで、

その本質に、世の白日の下では生きていけないような、

「性」を持っているのは否めないと思う。

今の世に合わせていけば、ある意味、自己否定につながる。

今までと、全く違うものに生まれ変わるしかないとするならば、

途端につまらなくなるのはいたし方なし。

まぁ、これは他の伝統芸能についても言えることだけど…

それにしても、ちゃんとした「相撲の歴史」を物した人はいるのかな。

(写真 ライツミノルタCL Mロッコール40㎜F2 PR400)

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