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2010年9月の記事

2010年9月28日 (火)

秋の長雨

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やっと秋の長雨の風情、筆者は嫌いではないが、

土日の晴れ間は貴重だった。日頃の行いが肝要なり。

…………

中世史に関わる場合以外、大河はあまり気に止めないのだけど、

この頃、ちょっと「龍馬伝」を視るようになった。

この前の回の、奇兵隊士の格好がいい。

ベアトとかが撮った当時の写真に結構、忠実だったし、

勝海舟の「屑拾いのような」という述懐も彷彿とさせた。

幕末期の古写真の研究が進んでいるのかもしれない。

これは中世史における、絵巻物などの絵画史料の研究と、

基本的に同じなのだ。

ついでながら、高杉晋作役の俳優、筆者はよく知らなかったが、

高杉の雰囲気を醸しだしていて、悪くないと思う。

それに反して、既に、あちこちで言われているように、

お竜役は、かなり実像からズレているようだ。

(写真 CX3)

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2010年9月27日 (月)

麻布十番にて(2)

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気持ちのよい秋晴れの空の下、麻布十番の街で、

8x10カメラのワークショップが開かれた。

「8x10カメラな仲間たち写真展 2010」(~9/30)のイベントである。

久しぶりに大判写真の撮影現場に立ち会ったが、

人の撮影を見ていると、いろいろな流儀も発見出来て、

とても参考になるものだ。

どことなく、ゆったりとした大判カメラの撮影風景は、

休日の、この街の空気によくマッチしていた。

(写真 CX3)

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2010年9月26日 (日)

日々の写真 9/25

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昼より台風一過となるも、風強し。

運悪く、ゲームの対戦者が「おかしな輩」と判った時、

こちらから、わざと負けてやるほうが上策の場合もある。

悲憤慷慨は大人の対応に如かず。

「勝った勝った」も子供の振る舞いなのは言うまでもなし。

(写真 CX3)

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2010年9月25日 (土)

明恵上人伝記

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Amazonにて、前から気になっていた、

「明恵上人伝記 平泉光(さんずいに光)全訳注」

(1980 講談社学術文庫)¥378也 を購入する。

発送元は岡山市南区豊成とあった。

その下にあるのは昨日観た「8x10カメラな仲間たち写真展」の図録。

ついでながら、会場では、

胸の振り子さん所用の、1932年製ライカDⅡも拝観させて頂いた。

ジュピターというロシアレンズが付いている。

所々、剥げて下地の真鍮が覗く黒塗りのボディが、

古い根来塗りを想わせて、実に粋だった。

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(写真 CX3)

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2010年9月24日 (金)

麻布十番にて(1)

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午前中、雷鳴と豪雨、ずぶ濡れになりつつも、麻布十番に向かう。

胸の振り子さんはじめ、

東京8x10組合連合会の面々も出展されている、

「8x10カメラな仲間たち写真展 2010」(~9/30)を観て来た。

昼食をはさんで、三時過ぎまで歓談する。

出展者の中に、昔、所属していた大判写真サークルの方を見つけ、

旧交を温めたが、その後続々と旧メンバーの大先輩方が来場され、

思わぬ近況報告で盛り上がる。

同サークルは事実上分裂して、殆ど活動出来ない状態だそうだ。

現在、主な活動の場にしているという、

「日本リンホフクラブ」のお誘いを受けた。

いよいよ、当方のテヒニカの埃をはらって、持ち出せとの天啓か。

(写真 CX3)

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2010年9月22日 (水)

ホワイトナチュラを試写する(1)

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七月終わりに購入したフジフィルムのナチュラ・クラシカ…

限定ホワイトボディ…の試写が上がってきた。

いろいろと(予定外の猛暑の影響もあり)

つい紛れてしまって、やっと今に至ったわけである。

今回使ってみた“Solaris 400”というネガカラーフィルムだが、

かつてのセンチュリアに増して、涸れた味わいだ。

でも、やはり、どこかヨーロッパ調を感じる。

上は思い出してもゲンナリする、八月初め、猛暑日の夕暮れ。

下は皇居東御苑大手門から。

もう少し、アンダーに補正設定していいかもしれないな。

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(写真 ナチュラ・クラシカ スパーEBCフジノン 28~56 F2.8~5.4)

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2010年9月21日 (火)

祭りの後の雨

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毎年、連休をさざめかす、この街の祭りだけど、

ちょっと前までは、秋の長雨にたたられるのが習いであった。

もとより、当方、祭りは苦手である。

でも、そんな雨の風情も悪くないと密かに思っている。

ここ数年の好天気、祭りの終った今夕、やっと通り雨が降る。

見たことも無い顔ばかりの神輿渡御は、いつも興ざめなのだが、

今年は神酒所に唯一顔見知りの電気屋のオヤジが坐っていた。

着慣れない浴衣姿でバツが悪そうだったな。

(写真 CX3)

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2010年9月20日 (月)

日根荘絵図を観る

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大手町で降りて、皇居東御苑にある宮内庁三の丸尚蔵館へ、

特別展「皇室の文庫―書陵部の名品」(~10/17)を観て来た。

今回は、坂本龍馬自筆の薩長同盟裏書が公開されるとあって、

賑わっていたのだが、もとより、当方の目当てではない。

中世史関係で何か出ていないかということである。

はたして、「日根荘日根野村絵図」が出品されていた。

 (現 大阪府泉佐野市内 摂関家、九条家の荘園

  中世荘園の遺跡として史跡指定されている。

  景観もよく保存されているらしい。

  誰かの論考を読んでいるが、今は思い出せない)

ここで、これを観れたのは収穫だった(因みに入場無料)

鎌倉期(14C)の荘園絵図ではちょっと知られた優品だ。

(写真 CX3)

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2010年9月18日 (土)

衝突症候群

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このところ、調子の悪かった左肩、まず、7月初めに発症した、

石灰沈着性肩関節周囲炎のほうは治まったのだけど、

その後、痛みがぬけず、昨日、MRI検査を受けたわけだ。

今日、結果を聞くに、新たに、

インピンジメント:impingement (衝突)症候群だと判った。

肩関節上部で、狭い骨と靭帯の間を通っている、

棘状筋が周りの組織とぶつかって、炎症を起こすというヤツだ。

(腕を大きくスイングするスポーツに多発するらしいが、老化もある)

週一で、ヒアルロン酸注射を打つ治療を行うことになった。

幸い、整形外科医が注射の名人?なので、

(ブツブツと文句を言っている間に針が入って終っている)

まぁ、なんとか耐えられそうか。

ホント、あちこちボロボロになってきたなぁ…

(写真 CX3)

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2010年9月17日 (金)

異常気象が歴史を動かす?

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「中世のかたち」(石井進著 中央公論社)の中で、

石井氏は気候変動が日本の中世世界に与えた影響について、

無視出来ないものがあると指摘していた。

平氏の全盛期と源平動乱期は温暖化の絶頂にあり、

鎌倉に入って、徐々に冷えて、中世後期、戦国期には、

寒冷化のどん底に至ったという説が、今のことろ有力だ。

その辺は、飢饉の頻発と戦国の動乱の関係について、

深い洞察を加えている、藤木久志氏の見解と重なってくる。

いずれにしても、こういった視点の中世史研究は、

今後、注目すべきものが出てくるだろう。

それはそうと、今夏の異常な猛暑が、

日本の社会に与えた影響も気になる。

黙って、一年くらい雌伏していれば、

チャンスが廻ってくるのは誰でも判ることなのに、

たった3ヶ月で暴れ出した与党前幹事長のチグハグな行動も、

ひょっとして、この猛暑のせいかと訝しがりたくなった。

(写真 CX3)

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2010年9月16日 (木)

噂話

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ちょっと前に、知り合いから聞いた、そのまた知り合いの噂話。

準ゼネコンの社長の彼は上機嫌で、こう豪語したそうな。

「さあ、もうすぐ失われた10年なんか吹き飛ばす好景気が来るぞ!」

当方も呆気に取られたが、後で考えたら、

前幹事長が与党代表選に出馬を表明した翌々日のことだ。

その時点では、圧倒的に前幹事長が有利と思われていたからな。

今、件の社長はどうしているかは知らん。

でも、あの人(例えば前幹事長)なら、

何か素晴らしいことをやってくれるはず、なんて類のお話は、

歴史上、例外なく幻想、否、ペテンだった。

それどころか、往々にして、

考え得る最悪の災厄をもたらしたのは、そんな人物だった。

何もしない人のほうが、遙かに良かったなんてこともね…

(写真 CX3)

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2010年9月11日 (土)

マイナーチェンジ

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行きつけのカメラのキタムラで今月初めに発売された、

リコーCX4を見る。馴染みのスタッフと話し合うに、

文字通りの「マイナーチェンジ」じゃないかと。

CX3と変わったのは、いくつかシーンモードが追加されたのと、

ブレ防止が0.7アップしたことだけで、使う側にしてみれば、

殆ど問題にならない程度なのだ。

外装もちょっと丸みを帯びて、つるっとした感じになり、

指がかりが多少落ちたのは否めない。因って、

「強いてお奨めは出来ない」というのがスタッフの意見だった。

今どきの販売店の姿勢として、

こういった正直なアドバイスが聞けるのは良い。

それはそうと、現在使用しているCX3だが、

必ず何枚か酷くピントの甘いカットが出る。

こっちも納得がいかないので、

近いうちにチェックしてもらおうと思っている。

(写真 CX3)

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2010年9月10日 (金)

経済学の本質

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肌にあたる外気がヒヤッと感じるのは実に久しぶりだ。

あの熱さ、体温を超えていたのがよく判る。

ABCナイトラインで、アメリカの片田舎で長蛇の列をつくる、

人気の質屋の話題を視る。

アンセル・アダムスのオリジナルプリントと称するものが、

目の前で二枚も持ち込まれたのは笑えたけど、

店のオヤジが「今度の不況は本物だ。5年や十年は続くね」

と呟いたのには実感がこもっていた。

昭和恐慌の時代、学生だった父親のささやかな愉しみは、

ポータブルのSPレコードプレーヤーで、

(電蓄と云ったヤツ。篠田正治監督のゾルゲの映画でも出てきた)

シューベルトを聞くことだった。

でも、いつもは行きつけの質屋に入れてあって、

家庭教師のアルバイト代が入ると出して来るのだ。

「どんなに高く買ったものだって、

 いざという時は悲しいくらいに、二束三文なもんだ」

そんな父親の遺訓を思い出した。

まぁ、なんだかんだと説いてみても、

これが経済学の本質じゃないかという気がしてくる。

(写真 CX3)

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2010年9月 7日 (火)

ジュンク堂でもとめた最初の本…

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開店したばかりのジュンク堂で最初にもとめたのは、

「シリーズ遺跡を学ぶ №72 鎌倉幕府草創の地

  伊豆韮山の中世遺跡群」

 (池谷初恵著 2010・8刊 新泉社) @¥1575也

古代から近代に至る、

各地の話題の遺跡の最新情報をムック化した、

ちょっとユニークな、シリーズ本だ。

もとよりジュンク堂だから、ずらっと巻数が揃っている。

伊豆韮山はあの北条一門の故郷で、

頼朝の旗揚げ、政子との馴れ初めの地、

戦国期では、堀越公方、北条早雲の韮山城と、

中世史スポットがテンコ盛りである。

しかも、最近になって発掘調査が進み、

北条氏館の発見などの成果があった。

中世の景観も比較的よく残っているようだ。

要探索地のリストに加えねばならぬ。

(写真 CX3)

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2010年9月 5日 (日)

昨日見た夢(2)

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七月末に導入して、とうにセットアップも済んでいる、

EOS7Dの試写になかなか行けないでいる。

そうこうしているうちに、また夢を見てしまった。

7Dを抱えて、越中・八尾らしき街のほの暗い路地を、

彷徨っているのである。

ファインダーを覗き、ボディを掴む感覚まで、かなりリアルだった。

夢といえば、自身の夢記を書いた中世人、明恵上人を、

引き合いに出して、EOSとEFレンズを携えて、

月下の森を撮り回る(変な)男を描いたキャノンのCFを視る。

花と西行、月と明恵だからなのだそうだが、

この、イヤッタらしい高尚さが鼻についた。

(写真 CX3)

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2010年9月 4日 (土)

あのジュンク堂開店

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あのジュンク堂が開店したというので覘いて来た。

まぁ、当方の地回りであるが…

歴史・民俗・宗教コーナーの充実ぶりは、予想通りだろう。

ちょっと、見ただけで欲しいものがいくつも目に留まるし、

いくらでも時間がつぶせそうで、今日は早々に退散する。

はたして、この街でこれほどの書店がうまくいくかどうか。

………

おわら最終日に八尾町、雨ぱらつくと。

すわと思って、

ウェザーニュースのピンポイント予報などをあたるが、

大丈夫そうである。

さっきの振り子さんのツイッターでは、

「おたや階段」での演舞が配信されていた。

ポロン、ポロンと携帯のシャッター音まで聞こえる。

~虫の音の向こうにおわら拍子聞く~

これは、まず俳句のほうが頭に浮かんだ。

~吹く風と何時しか果てぬおわらかな~

(写真 CX3)

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2010年9月 3日 (金)

日々の写真 9/2

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このところ、ツイッター上の、

振り子さんの越中・八尾「おわら」ライブ映像を愉しんでいる。

(右 ブックマーク欄 “A Moveable Feast” 参照)

街流しなんかは、夜を徹しておこなわれているから、

多少睡眠不足気味になるけれど、

居ながらにして味わえる、この旅情にはかえ難いものが…

~ほの暗し辻の灯りはゆらめきて

                   おわらの里に秋風ぞ吹く~

(写真 CX3)

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2010年9月 2日 (木)

餓鬼草紙を観る(2)

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嬰児を食らうと云う「食小児餓鬼」(じきしょうにがき)が、

その手を伸ばそうとしている場面。

産室の外では、安産を祈る僧や巫女たちが詰めている。

巫女(上・緋色の袴姿)は、

陶器を割る呪術(中・陶器の破片が散ばる)を行う。

これは太平記や、いくつかの大河ドラマでも再現されていた。

左上の男(下・隣室の引戸を開けている)は、

「鳴弦」(弓弦を弾いて鳴らす)をして悪魔を祓っているが、

餓鬼には一向に効き目が無いようだ。

(写真 CX3)

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