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2010年9月10日 (金)

経済学の本質

B10090901

肌にあたる外気がヒヤッと感じるのは実に久しぶりだ。

あの熱さ、体温を超えていたのがよく判る。

ABCナイトラインで、アメリカの片田舎で長蛇の列をつくる、

人気の質屋の話題を視る。

アンセル・アダムスのオリジナルプリントと称するものが、

目の前で二枚も持ち込まれたのは笑えたけど、

店のオヤジが「今度の不況は本物だ。5年や十年は続くね」

と呟いたのには実感がこもっていた。

昭和恐慌の時代、学生だった父親のささやかな愉しみは、

ポータブルのSPレコードプレーヤーで、

(電蓄と云ったヤツ。篠田正治監督のゾルゲの映画でも出てきた)

シューベルトを聞くことだった。

でも、いつもは行きつけの質屋に入れてあって、

家庭教師のアルバイト代が入ると出して来るのだ。

「どんなに高く買ったものだって、

 いざという時は悲しいくらいに、二束三文なもんだ」

そんな父親の遺訓を思い出した。

まぁ、なんだかんだと説いてみても、

これが経済学の本質じゃないかという気がしてくる。

(写真 CX3)

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