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2010年12月 8日 (水)

後三年合戦絵巻を観る(1)

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先日、東博で観た「後三年合戦絵巻」(重文14C)より。

平安中期(11C)奥州で起こった後三年の役を描く。

登場する武士たちの武具装束はこの絵巻が作られた、

14世紀、南北朝時代のものになっているが、

生々しい合戦の描写は精緻を極め、秀逸である。

場面(上)は、敵将清原武衝(右、露頂で跪く)を捕らえ、

引見する源義家(左、黒い馬に跨り、赤糸縅の鎧)

武衝は命乞いをするが、許されず引っ立てられ(中)

念仏を唱えながら、哀れ斬首と…

一連の場面は同一の登場人物(この場合は武衝)が、

時間の経過を追って、同じ画面中に描かれる、

異時同図法という、中世独特の絵画表現をとる。

(写真 CX3)

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