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2011年2月 3日 (木)

隣町の菩提寺(2)

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この寺に足を踏み入れる直前に、驚かされたことがある。

門前から、寺域全体に、

極めて明瞭な土塁の遺構が認められるのだ。

谷戸の奥にゆくに従って、段々と、

平場が築かれた痕跡も見て取れる。

前述の通り、戦国期の天文年間、領主・大石定久の、

館跡に建立されたと云うが、それ以前は、

横山党の支族、由木氏の館があったとされる。

中世の館跡に寺社が建てられることは珍しくない。

しかし、此処は、もともと寺院自体が城砦として、

造られたのではないかと、実感させられるのだ。

戦国期、寺院が城砦だった例は、石山本願寺はじめ、

枚挙の暇がないし、大石定久の叔父に当たる僧が、

開山と伝えられることからも、これは濃厚だと思う。

菩提寺には、有事の際に、

一族が最期に立て籠もる、城としての機能があったようだ。

(写真 CX3)

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