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2011年2月 7日 (月)

隣町の菩提寺(4)

B11020601

B11020602

昨日投稿の写真にコメントを付け加える。

谷戸の奥に寺が立地するのは、鎌倉と同じだが、

寺前の、かつての寺域に「谷戸のくらし」が残っていた。

周囲の新興住宅とは、明らかに異質なのが面白い(写真上)

境内にある山王社、由緒不明ながら、

歴史は、寺よりずっと古いと云う。

野猿峠付近には、山王社がいくつかある。

日枝山王権現の眷属は猿であるから、偶然の一致とは思えない。

猿丸太夫伝説と共に留意してよいと考えるのだが(写真中上)

寺の後背地は谷戸全体を見渡せる、いわゆる「勝地」で、

正面は西方、いかにも中世人が墓所に好みそうな高みだ。

(まず、墓域が先に形成されて、

 寺々は後に出来たと、見るべきだろう)

寺域から外れた急斜面の藪中に、地元の墓所を見つけた。

墓碑銘は江戸末期の嘉永年間だった(写真中下)

寺の墓地は近年、拡張され、分譲が盛んなようだ。

「ペット墓地反対」のプラカードも其処彼処に目につく。

やはり、今も此処に、葬送地として魅かれるものがあるのは、

否定出来ない(写真下)

鎌倉周囲の峠でも、同じような光景に出会うことが多かった。

(写真 S95)

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