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2011年4月23日 (土)

往く春に(1)

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往く春に辛いニュース多し。

小学校低学年で関東大震災に罹災した父親は、

一人、家族を離れ、山梨の親戚へ疎開を強いられた。

塩山の大叔父が江戸時代さながら、手甲脚絆の旅姿で、

かつての甲州道中を辿り、笹子峠を越え、

(がけ崩れ多発で中央線は長期不通になっていた)

父親を迎えに来たと(我が家では)伝わる。

銀座の小学校から、いきなり地方の小学校に転校したわけだが、

「震災焼け出され」と云うことで、散々に虐められ、

その時のつらい経験を後々まで語ることが多かった。

翻って、今日、福島で被災した人々や子らが避難先で、

差別や虐めを受けていると聞くと耐えられない気持ちだ。

この国の人々の心の奥底に巣食っていた「差別」が、

この機に息を吹き返したとするならば…

筆者の、中世史研究に対する原動力の一つに、

この「差別」の問題があることも、この際、申し添えておきたい。

(写真 CX5)

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日々の写真とエッセイ」カテゴリの記事

コメント

発色が渋いですね。特に二枚目がいい感じです。happy01

投稿: 島猫 | 2011年4月23日 (土) 20時20分

ありがとうございます。
毎度お馴染の定点写真ですが、
この頃は窓ガラスにUVカットを使っているようで、
光線の具合で妙に色カブリするみたいです。coldsweats01

投稿: kansuke | 2011年4月24日 (日) 01時11分

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