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2011年8月12日 (金)

珠洲大壷

B11081101

一昨日の東博では、特別展より、

平常展のほうで、印象に残るものが多かった。

この頃、筆者は中世陶磁に魅かれている。

所謂、中世六古窯(瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前)は、

列島各地、中世都市遺跡出土品の常連として、

いずれも、はるばる海路を辿って、今ここで見出されたという、

中世世界への、想いをかき立てるモノたちなのだ。

能登半島の珠洲もそうした中世古窯の一つである。

新潟県妙高市の経塚(12世紀)出土の、この大壷、

質実で力強いフォルム、ダイナミックな条刻、

それでいながら、どこか繊細、一目で魅せられた。

(おまけの画像は近頃、何かと話題の織部=黒織部茶碗17世紀)

B11081103

(写真 CX5)

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歴史(中世史)」カテゴリの記事

コメント

珠洲の焼き物というのはこういうものですか。先日はたどり着けませんでしたが、地の果てのような能登の端っこにこういう技術が伝わり根を張ったわけですね。輪島も、対馬の家形船を操る漁民が移り住んだと言われているそうですが。

投稿: 振り子 | 2011年8月12日 (金) 07時52分

須恵器が起源の中世陶磁です。12世紀~15世紀に盛行しますが、その後途絶えてしまうのです。現在は復刻品があるようですが、もし、実物が入手可能なら、のめりこみそうで…怖いです。

投稿: kansuke | 2011年8月12日 (金) 23時57分

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