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2011年8月13日 (土)

政子の手箱?

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昨日に続いて、東博の平常展の見どころをもう一つ。

今なら(~8/22)漆工の展示が充実している。

片輪車蒔絵螺鈿手箱(国宝 12世紀)

八橋蒔絵螺鈿硯箱(国宝 尾形光琳 18世紀)

橘蒔絵手箱(国宝 熊野速玉大社蔵 足利義満奉納 14世紀)

一度に、これだけ鑑賞できれば文句ないだろう。

最初の片輪車の手箱は三島大社伝来、北条政子奉納とも云う。

政子と言えば、サントリー美術館、唯一の国宝、

浮線綾螺鈿蒔絵手箱も政子遺愛の品と伝える。

そして、今となっては、幻の名品なのだけれど、

かつて、鎌倉鶴岡八幡宮に政子拝領の手箱が伝来していた。

その砌、天下に、政子に因む三つの手箱(いずれも名品)

が存在したわけだ。

しかし、明治初年、鶴岡の手箱は欧州の博覧会へ出品中、

帰りの船が遭難水没して、永久に失われてしまった。

この経緯は、先頃、鎌倉国宝館で伺ったが、もっと前に、

多分、筆者の幼少期に、父親から聞いていたのも思い出した。

(写真 CX5)

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