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2011年9月14日 (水)

日々の写真 9/13

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昨夜は、日没より暗雲垂れ込め、明月望めず。

されど、深更に及んで、時ならぬ明るさに目覚める。

一点の隈無き夜空に月一つである。

でも、天空に開いた大穴の如しであったので、

興が乗らず、写真は撮らなかった。

利休が継いで完成の域に達した「わび茶」の開祖、

村田珠光(1422~1502)は、

「月も雲間なきは、いやにて候」と語ったと云う。

室町後期(中世後期)から現代に至る、数寄(趣味)の世界に、

「わび茶」の影響は極めて大と言えるのではないか。

卑近な例をあげつらえば、

新品ピカピカのライカM9(上手物=じょうてもの)より、

ボロボロの古ライカ(下手物=げてもの)のほうが、

「わび」て、遙かに上とするのと、

本質的に、通低するものがあるわけだ。

(写真 CX5)

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