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2011年11月10日 (木)

箱根湯本再び(4)

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早雲寺蔵の重文・北条早雲(伊勢宗瑞/早雲庵宗瑞)画像である。

ここ十数年で、彼ほど研究が進んだ戦国武将は珍しい。

一寸前までは、伊勢国生まれの氏素性不明の素浪人で、

権謀術数の限りを尽くして、大名にのし上がった、

油断ならぬ人物と云うことになっていた。

今は、幕府政所執事の名門、伊勢氏一族、

備中・伊勢氏(岡山県井原市)の出身で、

幕府官僚を務めた伊勢新九郎盛時であると確定している。

まぁ、そんな旧説を補強したのも、

一癖も二癖もありそうな男に見える、この画像なのだろう。

像主の生前に描かれた寿像とされ、ほぼ忠実に、

伊勢宗瑞(北条早雲)の風貌を伝えていようだ。

備中・荏原荘の地頭の子に生まれ、

京の幕府ヒラ官僚から、関東の片隅で覇を唱えるまでの、

彼の人生が如何に波乱万丈であったのか。

言外にそれを語るような面構で、実に魅力的だった。

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B11110904

(写真 上CX5 下X10)

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歴史(中世史)」カテゴリの記事

コメント

北條早雲ですか。顔がニューヨークのFさんに似てます。中世人は移動の幅が大きいですね。

投稿: 振り子 | 2011年11月11日 (金) 16時03分

個人的に、戦国期では一番興味ある人物なのですよ。いろいろと調べているのですが、この人が持っていたネットワークも凄いみたいですね。NYのさるお方に似ている?なるほど!

投稿: kansuke | 2011年11月12日 (土) 00時32分

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