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2011年12月15日 (木)

日々の写真 12/14

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石井進氏の「中世武士団」冒頭の一章「曽我物語の世界」は、

実にわくわくさせる論考である。

中世語り物文学・曽我物語に秘められた史実と成立背景、

後世、遍歴する芸能者や宗教者によって展開された、

説話の世界に至るまで、興味が尽きない。

中世後期、曽我物語を語って歩いたと云う、

盲目の女性芸能者「ごぜ」の姿を「七十一番職人歌合」に観る。

鼓を手に語り出す彼女の吹き出しに、

「宇多天皇に十一代の後胤伊東が嫡子に河津の三郎とて…」と、

曽我物語の一節が添えられている。

(捨身 CX5)

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コメント

この瞽女はまさしく曽我物語を語っていますね。スゴイ。
瞽女が使った楽器は、鼓だったんでしょうかね。
近世になれば、三味線でしょうけど。

投稿: 振り子 | 2011年12月15日 (木) 12時06分

石井進氏のこの著書は全く古さを感じさせませんね。参考になる点を多々見つけてしまいました。フィールドワークには好適の書ですよ。「ごぜ」が歩くのは、やはり北陸が似合います。

投稿: kansuke | 2011年12月16日 (金) 00時13分

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