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2011年12月27日 (火)

日々の写真 12/26

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年末スペ大河「坂の上の雲」を視終わった後の感じが、

どうも芳しくないのは何故なのか。

このドラマが、日本の近代史において、何を洞察し、

何を提起しようとしているのか、よく伝わってこなかったのだ。

これだけ金と時間をかけた企画なのだから、

ビンビンと響くようでないとね。

原作が書かれた当時の、歴史感覚は明らかに古くなっている。

明治という時代を、ある事件の、光が当たったハイライト部分、

(この場合、日露戦争の成功した一場面と、

 それを担った少数の人々だけど)

ただ一点に焦点を合わせ、描くという手法自体にも、

危うさがあるのは否めない。

歴史は、その大部分を占める、殆ど光が当たらない暗部にこそ、

真実と本質が存していることが多いから、

安易に、上記の方法論をとると、

致命的な見逃しをしでかすことになる。

(捨身 CX5)

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コメント

こがね丸と申します(近江)。毎日拝見しています。『坂の上の雲』ドラマとして楽しんでいましたが、そうですねラストの終わり方は拍子抜けでしたね。個人的には藤村の『夜明け前』をあのぐらいの俳優を揃えて見てみたいですね。

投稿: こがね丸 | 2011年12月31日 (土) 14時12分

拙ブログをご愛顧下さり有難うございます。
確かに仰るとおり、藤村の重さに敵うはずもありませんね。その点、司馬氏にもっと語って欲しかったです。それと俳優陣が払底しているのか、他の大河と非常に重なってしまうのも不味いです。岩崎弥太郎と子規がごっちゃになってしまって…もっと適役がいるのではと…

投稿: kansuke | 2012年1月 1日 (日) 00時20分

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