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2011年12月13日 (火)

戦国の女たち

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先週末、東京8x10組合の忘年会が始まる前に、

上野、東博の常設展をチェックしてきた。

2009年秋に続き、「観楓図屏風」(国宝 室町末期)を鑑賞する。

京都洛北、高雄山の紅葉と見物する男女グループを描く。

既に清滝川に架かる橋上で憩う、

戦国の男女二人を紹介をしたが、今回は女たちである。

持ち寄った食べ物(饅頭か?)を摘みながら、

おしゃべりに夢中のようだ。

左上端の尼御前が手にする茶碗は、

左端下に出張して来た、茶売りの男のものだろう。

「一服一銭」と呼ばれた、茶を銭一文で飲ませる立ち売りで

人出の多い寺社門前や名所で店開きをする。

天秤棒で炉と茶釜、水を入れた樽と茶碗入れを担ぐ、

移動販売のスタイルだ。

もとより、女たちは茶だけで満足するはずはない。

左下で、少女が酒を入れた白磁瓶で酌をしようと控えているし、

右端下、松の下には、さらに酒樽と料理が用意してある。

観ていくと、人々の、現代に通じるライフスタイルの原点が、

この中世末、戦国期にあったとも想えてくる。

(捨身 X10)

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