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2011年12月 4日 (日)

天狗草紙を観た(1)

B11120301

このところ、天狗草紙(絵巻)のことを考えているが、

去年の春、2月27日に上野の東博で観ていたのを思い出した。

その時のデーターを繰ったら、実物の写真も撮っていた。

あらためて、天狗草紙を整理すると…

 永仁4年(1296)に成立した。鎌倉期の仏教界、南都北嶺、

 高野山、念仏(浄土宗、時宗)山伏(修験道)禅宗などの僧の、

 傲慢さ、奇行を七種の天狗に喩えて、痛烈に風刺する。

 全七巻、東博本、根津美術館本があり、いずれも重文指定。

根津本は未見か。今、想い出したけど、

幼少期、東博で初めて観た絵巻がこれだったかも。

一寸、異様な絵巻だったので、印象が強かったのだな。

(写真 CX5)

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コメント

はじめまして、おがわと申します。
「天狗草子を観た」「天狗の天敵」をわたしのツイートにリンクさせて頂きました。ご了承ください。非常に興味ある記事です。
https://twitter.com/#!/shashiao
(歴史群像シリーズ10_戦乱南北朝_後醍醐天皇・正成・尊氏の激闘_学研)P161〜
丸田淳一氏が
「天狗が駆けぬけた異形の時代」
の終わりの部分で、「”闇のパワー”をりようした天下変革の後醍醐天皇の壮大で異様な試みは、豊臣秀吉の天下統一がなり、体制が固められるまで、日本中世史を揺るがしたのだ」と述べられてます。参考までに。
では失礼します

投稿: OGAWA Sakae | 2011年12月31日 (土) 12時12分

拙ブログをご覧下さり有難うございます。
高尾山の飯綱権現を観て、想いついたわけですが、天狗が中世人の宗教的世界観の投影として面白いだけでなく、実際の社会観、生活感の願望がそれを跋扈させたようにも感じられて、興味が尽きなくなってきた次第です。今後も論考を続けていきたいと思っております。

投稿: kansuke | 2011年12月31日 (土) 23時57分

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